このコーナーは今回で終わりです。目的の明確化から、家庭教師を使い、そして目的を達成するまで、なかなか長い道のりでしたね。

……と言いたいところですが、たいていの人は「とりあえず読んでみただけ」ではないでしょうか(笑)

家庭教師を使うことに躊躇する気持ちは分かります。お金がかかりますし、その割に本当に効果が出るのかは分かりません。また、なんとなく恥ずかしいという思いもあるかもしれません。

確かにお金はかかります。そして本当に効果が出るかは、実際に試してみなければ誰にも分かりません。

ただし一つ言えるのは、行動すれば変わる可能性もあるが、行動しなければ変わる可能性はない、ということです。「苦手な科目をどうしたらいいだろう」と悩んでいるだけでは、苦手な科目が克服されることはありません。家庭教師を使うか否かに限らず、問題があるのであれば、何かしらの行動をとることが必要です。

また、「なんとなく恥ずかしい」という思いもあるかもしれませんが、これはよく考えるとあまり根拠のない恥ずかしさだったりします。

とりあえず、塾に対しての後ろめたさは感じなくても良いと思います。むしろ明確な目的を持ってプロの家庭教師を利用するのであれば、私はそれに賛成します。大手塾では一人一人へのサポートが行き届かない現状があるからです。そしてなにより、塾講師としてのプライドよりも生徒が苦手科目を克服できることの方がずっと重要だと考えるからです。

このコーナーはここで終わりですが、終わりに変えて次の言葉を書いておきます。

「初めの一歩を踏み出そう!」

最後までお付き合い下さり、どうもありがとうございました。